Top >  しみ、そばかす読本 >  日々を味わう贅沢―老いの中で見つけたささやかな愉しみ

日々を味わう贅沢―老いの中で見つけたささやかな愉しみ

日々を味わう贅沢―老いの中で見つけたささやかな愉しみ
吉本 隆明
日々を味わう贅沢―老いの中で見つけたささやかな愉しみ
定価: ¥ 1,470
販売価格:
人気ランキング: 421473位
おすすめ度:
発売日: 2003-02
発売元: 青春出版社
発送可能時期:
日々を味わう贅沢―老いの中で見つけたささやかな愉しみの詳細を見る

日々を味わう贅沢―老いの中で見つけたささやかな愉しみは今すぐに読んで欲しい一冊です!
この事実を知っているかいないかで大きな違いが出ますから。

決して誇張しているわけじゃないです。
私が強く薦めるわけはこの本を読んでいただければ必ずご理解いただけるはずです。

だからと言って日々を味わう贅沢―老いの中で見つけたささやかな愉しみを色眼鏡で読んでは欲しくないのです。
素直に日々を味わう贅沢―老いの中で見つけたささやかな愉しみに書かれる世界を受け入れてみてください。あなたは新しい気付きを得ることと思います。

日々を味わう贅沢―老いの中で見つけたささやかな愉しみは多くの読者が高い評価で薦めています。
これも日々を味わう贅沢―老いの中で見つけたささやかな愉しみを私が薦める理由のひとつです。

随想「イーハートヴの冬景色」他
 宮沢賢治の風土は、すべて北方的である。彼の童話のドリーム・ランドの岩手県はイーハートヴと命名している。吹雪のおそろしさを擬人化した童話に「水仙月の四日」がある。雪婆んごが帰っていく子どもをとり殺そうとする、吹雪のおそろしさを擬人化した童話を紹介している。 賢治の童話には懐かしさや温もりや、人なつっこい情緒があるのだが、でも甘えて無限に身を擦り寄せていくと、どこかで孤独に冷んやりとした湿度で、突き放されてしまう雰囲気があると言っている(雅)

日々を味わう贅沢ー「匂い」
谷中に住んでいた上座部仏教の修行者と谷中商店街を歩きながら、吉本の朝日新聞に出ていた太宰「黄金風景」についての文章を思いだしていた。「日々を味わう風景」には谷中界隈の情景が出てくるので、そのことを読みながら思い出した。ここには掌編小説というのが三つ出てくるが、私も谷中、団子坂近辺を舞台に上述の仏教修行者と絡めて何か書こうとしたが、駄目だった。この本にある表現を使うなら、この本、吉本の描くこの街には、文学の、「匂い」がある。しかし、私は、そうした「匂い」は、実際会った人物では吉本自身とあと一人くらいしか感じたことが無いのに気がついた。だから、谷中近辺に出没しても、まるっきり風化してしまった形骸のような着想しか浮かんで来なかったのだ。この本で書かれている「匂い」を魚の起源にまで遡る三木成夫についての話は、谷中の飲み屋で医大の比較解剖学の魚を扱っている人と話したことがある。三木の、魚から哺乳類までの形態が人間の身体に残っているという説を、その人は俗説として否定した。その人によれば、魚に似た生物が古代の進化の系統樹にいたのであって、魚型であっても現在の所謂魚とは、全く違う系統の展開をとげた生物だといえる、ということだった。私のその時の関心は進化の具体的なメカニズムだったので、話がそうした方向に流れたのだと思うが、先の書での吉本の魚の比ゆは、匂いと他の諸感覚が未分化であったころの名残りを日本語が保持しているのではないかという脈絡だから、「魚型異種生物」であってもそれは構わないということになる。三木が挙げている「ラブカ」(原始的な鮫)の標本を、上野の科学博物館にまで見に行ったことがある。その後谷中にまで足を伸ばしたのだが、文学の「匂い」は初めから終わりまで全く感じられなかった。その時にこの本があったら気を付けたろうか。しかし太宰を読んでも生かす場は無く、吉本を読んでも生かす場は無かった。(そうでなければこうしたレヴューを書いたりしなかったろう。)そうした切断と断層の経験が、逆にこの「匂い」という比喩に私を注意深くさせたのだ。結局何も残らなかった人間関係の無力感とともに。

日々を味わう贅沢―老いの中で見つけたささやかな愉しみの詳細を見る

 <  前の記事 型染版画伊藤絋―現代の絵文字がつくる日本のこころ  |  トップページ  |  次の記事 植物性乳酸菌醗酵サプリのサラダ76サラダ76  > 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.narge.org/mt/mt-tb.cgi/429

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

         
  • My Yahoo!に追加
  • Add to Google
  • Subscribe with livedoor Reader
  • seo
このページについて

このページは「しみ・・・気になる話関連読本&特定保健用食品(トクホ)」の記事のひとつです。

他にも多くの記事があります。トップページサイトマップもご覧ください。