天然染料による 糸染と織の技法はすでに読まれましたか?
まだだと仰るならこの機会に是非、お求めください。
そこまで強く薦める理由はただひとつ!
あなたに新しい世界への扉を提供してくれるでしょうからです。
内容自体は決して難しくありません。
むしろ読みやすく、理解しやすい文章の記述だと思います。
多くの読者の評価を得ていることも、この一冊が価値の高い書籍であることの証明であるといえるでしょう。
筬(おさ)や綜絖(そうこう)の形を知っていますか?
「技法入門シリーズ」という名目だが、内容は高度で専門家向き。
著者は柳悦孝氏に教えを受けたという民芸復興の一翼を担う織りの人。
お鍋でちょろちょろ染色するような私が参考にしようというもおこがましい、といったところです。
退散。
織については、織機の部品名が図解入りで紹介されているのがとても参考になりました。
本でよんだことはあるけど見たことはない「筬(おさ)」とか「綜絖(そうこう)」の形を初めて見ました。
当用漢字に入れなかったばかりに目にする機会の減った糸偏の漢字がたくさんあったのですね。
糸偏の漢字を使わなくなった時期と、布や着る物を「買って捨てる」ようになったのは同じ時期なのでしょうか。
糸を機にかけるまでの手順は、読むだけでも眩暈がするほど手数が多いのです。
昔、布が高級品であった理由がよくわかります。
